第2回フランスピアノコンクール

 

2013年に行われた「日仏文化協会フランスピアノコンクール」の第2回開催が決定いたしました。
2013年のコンクールでは初回の開催にも関わらず、多くの出場者に恵まれました。入賞された池山様は現在エコールノルマル音楽院で奨学生として学ばれたりと、皆様その後のご活躍も目覚ましいものとなっています。

第2回は2日間を設け、2015年3月27日(金)に<プロフェッショナルの部>を、28日(土)には<成人一般の部>と<子どもの部>を開催。より幅広く出場者を募集し、未来の音楽家の発掘を目指しています。

 

本コンクールでは、Véronique BONNECAZE賞、SHIODOME HALL賞、日仏文化協会賞の授与に加えて、コンクール出場者全員に後日審査員の講評をお送りします。また、コンクール前には審査員長であるヴェロニク・ボンヌカーズのマスタークラスを予定しており、直接指導が受けられます。



尚、日仏文化協会では、フランス著名音楽院(パリ国立高等音楽院、地方音楽院、パリ・エコールノルマル音楽院等)へ留学中の留学生ガラコンサートの開催、著名音楽院教授のマスタークラス等を行っています。留学の斡旋のみならず、日本国内で学ぶ方、留学を目指す方にとっても、今後の活躍に一助をなすべく支援、学びの場、発表の場を提供しています。

 


日程
プロフェッショナルの部: 2015年3月27日(金)
成人一般の部・子どもの部A、B 2015年3月28日(土)
応募資格者
プロフェッショナルの部: 音楽高校および音楽大学在学生または卒業生(2015年3月31日時点で30歳以下)
成人一般の部 上記と同程度の技能を有するもの(年齢不問)
子どもの部A 7歳から12歳の学生で、将来プロの音楽家を目指している方
子どもの部B 13歳から18歳の学生で、将来プロの音楽家を目指している方

※Véronique BONNECAZE賞を希望し、30歳以下の方は「プロフェッショナルの部」での応募をお願いいたします。

応募 応募フォーム ※各部1名ずつのみ応募受付中(3月4日現在)
応募手続きの流れ
1 2014年9月1日(月)より応募開始となります。
2 応募フォームに必要事項を入力の上、送信してください。
3

弊社で内容を確認後「応募費用」の振込についてご案内メールをお送りいたします。
また、同時に「参加申込書」をメール添付でお送りしますので、必要事項を記入していただき返送ください。

※郵送をご希望の場合はお気軽にお申し付けください。

4 「応募費用」と「参加申込書」の提出を以て、参加手続き完了となります。
※応募開始後、定員になり次第締め切らせていただきますので、ご注意ください。
応募費用
プロフェッショナルの部: 35,000円
成人一般の部 38,000円
子どもの部A、B 20,000円

※表示価格は全て消費税別です。

課題曲

プロフェッショナルの部:計3曲 演奏時間合計15分以内 演奏曲順は自由

以下の異なる時代から3曲選び、その内1曲は必ず練習曲を選択すること。
<バロック・古典>スカルラッティ、バッハ、ハイドン、モーツァルト、ベートーヴェン等の作品
<ロマン派>メンデルスゾーン、ショパン、シューマン、リスト、ブラームス等の作品
<近現代>ドビュッシー、フォーレ、ラヴェル、プロコフィエフ、バルトーク、ラフマニノフ等の作品
<練習曲>ショパン、リスト、ラフマニノフ、スクリャービン、ストラヴィンスキー、ドビュッシー、リゲティ等

 

成人一般の部:計2曲 演奏時間合計12分以内 演奏曲順は自由

異なる形式の作品を2曲

 

子どもの部A、B:計2曲 演奏時間合計5分以上、10分以内 演奏曲順は自由

バロックまたは古典の作品から1曲選択
ロマン派または現代の作品から1曲選択

 

※演奏の規定時間は厳守すること。演奏が規定時間を超えた場合、審査員が演奏を中断致しますが、審査に影響はありません。
※課題曲を参加申込書に記入する際、作曲者名、曲名、調、作品番号、Op番号、楽章、演奏時間を必ず正確に明記すること。

※曲のカットと繰り返しは不可、ただし、組曲内の数曲演奏やソナタの一部楽章演奏は可。
審査・表彰

審査結果は即日発表し、表彰式もコンクール同日に行います。
・各賞の詳細は下記の通りです。
Véronique BONNNECAZE賞:2015年9月からの1年間、パリ・エコールノルマル音楽院へ授業料免除

フランス・アメリック賞:2015年度開催のフランス・アメリックサークルでのコンサート出場権
ビスカロッス賞:フランス・ビスカロッスでの音楽アカデミー参加権、受講料、宿泊費免除
汐留ホール賞:2015年夏に開催予定「第5回フランス音楽留学生ガラコンサート」出演権
日仏文化協会賞:日仏文化協会フランス語講座 フランス語学習教材 Bon séjour


・審査員による講評が、参加者全員に後日郵送されます。
・各入賞者は当コンクールホームページでも発表されます。

コンクール

当日の流れ

2015年3月中旬に、コンクール当日のスケジュール(演奏順等)をお送りいたします。
途中昼食休憩(約30分)があります。
審査後、各賞の発表と表彰式があり、15時頃終了解散となります。
聴講 無料(要予約)
会場 汐留ホール
主催 日仏文化協会
審査員

プロ、成人一般の部:パリ・エコールノルマル音楽院教授 Véronique BONNECAZE 他

子どもの部:パリ・エコールノルマル音楽院教授 Véronique BONNECAZE 他

その他・注意事項 ・締切日前でも定員に達し次第、締切となります。
・コンクール当日のスケジュールは3月20日前後に参加者に通達されます。
・演奏曲を事前に登録頂いた曲から変更される場合は、3月6日(金)までにご連絡ください。
・課題曲を参加申込書に記入する際、作曲者名、曲名、調、作品番号、Op番号、楽章、演奏時間を必ず正確に明記すること。
・審査員による講評が、参加者全員に後日郵送にて送られます。
・入賞者は当日授賞式にて発表表彰され、全入賞者はホームページでも発表されます。
・コンクール情報の記載内容が一部変更される事がありますが、このホームページの内容が最新となりますので、ご注意ください。


 

2013年受賞者の声

 

白井万椰さん 

カリアリ賞受賞(2013年8月開催イタリア・カリアリの音楽アカデミー参加権 授業料・宿泊費用免除)
神戸女学院大学卒業。2013年、日仏文化協会フランスピアノコンクールにおいてカリアリ賞受賞。

 

 

2013年、パリ地方音楽院に合格し、現在オリヴィエ・ギャルドン(Olivier GARDON)先生のクラスに在籍。

2012年の「フランス音楽コンクール」で、カリアリ賞を頂きました。そして、2013年カリアリの夏期講習に参加することが出来ました。
カリアリでは、素晴らしいレッスンを受け、大変充実した講習となりました。また、多くの出会いもあり、
このような貴重な体験をさせて下さった日仏文化協会に大変感謝しております。
その後、パリ地方音楽学院に合格することができ、現在は学校に通いながら毎日多くのことを勉強しています。ようやくパリでの生活に慣れてきましたが、まだまだ戸惑うこともあり、日々奮闘しています。
これから日仏コンクールに参加される方々はフランス音楽に興味がある方も多いのではと思います。フランス音楽に造詣の深い先生方のアドバイスをいただける貴重な機会です。
ぜひこのコンクールを通して、演奏の向上はもちろん、人との出会い、様々な情報の交換など輪が広がり多くの可能性が開けていきますようにお祈り申し上げます。

 

問合せ先

日仏文化協会汐留ホール
TEL:03-6255-4104
info@shiodomehall.com

〒105-0021 東京都港区東新橋1-7-2汐留メディアタワーアネックス1F